野原鞆紀の読楽(どくがく)!♪!
~一日一歩~

『読楽~読んで楽しんでもらうこと!♪!~』。以上を念頭に綴ってい(生・活・行)きます!♪!

ミラノ・コルティナオリンピック最終予選で見えた ~今も屋台骨を支える『チーム青森』~

園(ソノ)○○

 男女の命運が分かれてしまったが……。

 カナダ・ケロウナで開催されているカーリングの『冬季オリンピック ミラノ・コルティナ大会(以下ミラノ・コルティナ大会)』最終予選が5日(金)から始まった。

 男子はSC軽井沢(長野県)、女子はフォルティウス(北海道)が、2026年2月に開催される『ミラノ・コルティナ』本大会出場を懸けて、まず国内予選を勝ち抜いて最終予選に辿り着いた。

 カーリングは例えばサッカー&ベースボールと違い、様々なクラブ&チームの文字どおり代表格が募って日本代表として世界の檜舞台に立つのではなく、1チームがそのまま日本代表として世界の舞台に参戦する。
 これは氷のちょっとした気まぐれのみならず、チームプレイとしても普段の練習時から緻密な連携プレーが求められるからだろうか?

 プロセスを認めていくと、男女とも8ヵ国中3ヵ国がプレーオフに進出する予選リーグを勝ち抜き、プレーオフへ。
 ※SC軽井沢は予選リーグ3位、フォルティウスは2位でプレーオフ進出!

 しかしプレーオフで男女の命運が分かれ、女子は現地10日(水)に、予選リーグで黒星を喫していたノルウェーに勝利し、フォルティウスとしては初! 女子としては8大会連続の冬季オリンピック本大会出場決定!
 一方SC軽井沢は11日(木)に中華人民共和国(以下中国)と相対し4-9……。SC軽井沢として出場した2018年『平昌オリンピック』、男子としても2大会ぶり3度目の出場は成らなかった……。予選リーグでは中国に対して9-6で勝利していただけに残念の結果となった。

 個人的にカーリングはベースボールで云う“駆け引き”の部分で共通点が多く、『冬季オリンピック』は元より冬スポーツの中で普段から観る競技のひとつ!
 カーリングにはリード(1人目)→セカンド(2人目)→サード(3人目)→スキップ(4人目)と4つの役割があり、1チーム4人がレギュラーとして出場。
 打者目線に立つと、4球目で相手投手のウイニングショットを捉え、1得点。更には複数得点に繋げていくのか……。
 この駆け引きが面白い!!
 スコアボードといい、きっとベースボールファンはカーリングを観るうえで楽しめる要素があり、共感できるのではないだろうか?

 さて今回の最終予選だったが、ふたつの感想を持ちました。

 一つ目は、男子から41歳でSC軽井沢のサードとして出場した山口剛史選手。
 カーリングは通常2時間を超える長期ゲーム。氷のリンクに立ち続け、足腰の負担に加え、上記で気まぐれと称したが氷のリンクの読み含む頭脳戦でもある。逆に言えば不惑になっても監督&コーチなどの指導者ではなく、プレーヤーとして出場できる競技でもあること。
 そのことを今大会改めて山口選手から教えてもらいました。

 もう一つはフォルティウスの母体。
 女子の場合何と言っても、ここ2大会『冬季オリンピック』を沸かせたロコ・ソラーレ(北海道)の存在。
 吉田知那美(サード)&夕梨花(リード)姉妹に、鈴木夕湖選手(セカンド)、藤沢五月選手(スキップ)の4人。
 そして“そだねー”&“モグモグタイム”というキャッチフレーズもでき、成績も『平昌オリンピック』(2018年)で女子史上初の銅メダル。『北京オリンピック』で更にひとつ上を行く銀メダルを獲得。
 それだけにカーリングシーズンとともにロコ・ソラーレの勝負に注目が集まってきた。

 その牙城を崩したのがフォルティウス。
 ただフォルティウスの顔ぶれを見て、あれっと思いました。
 それは小野寺佳歩選手がいたこと!?
 新聞で近江谷杏菜選手も『バンクーバーオリンピック』(2010年)以来2度目の出場になることも……。
 そしてコーチが船山弓枝さん。
 ロコ・ソラーレのコーチが本橋麻里さんである。

 カーリング好きな人は気付いただろうか?
 かつて女子カーリングに存在していた『チーム青森』である。
 松本清張著『点と線』よろしく女子カーリングは『チーム青森』を母体として、ここから本橋さんは『ロコ・ソラーレ』を設立。そして船山さんは『フォルティウス』を作り、来年2月に開催される『ミラノ・コルティナ大会』出場を勝ち取っています。

 そして今週は、青森/北海道にも関わるニュースがもう一つありました……。
 皆さんは報道で知っているだろうが、8日(月)に青森県を震源地とする地震が発生……。
 翌9日(火)に内閣府は【北海道・三陸沖後発地震注意情報】を発表。
 その影響か今週、観光業を中心に影響が出ていることがニュースとして伝えられました……。

 地震の本震に続く余震の怖さは、僕も1995年の【阪神大震災】で経験しています。だからこそ【北海道・三陸沖後発地震注意情報】のような呼びかけは、過剰反応ではなく“備える為の合図”として受け止めたいと考えています……。

 今回のレビューを通して、『チーム青森』の母体は無くなったとしても、暖簾分けというかたちで『フォルティウス』or『ロコ・ソラーレ』として引き継がれていること。
 そのことを伝えるのと同時に、現在カーリングのみならず、スピードスケートにスキージャンプ、フィギュアスケートと冬季スポーツは真っ盛り!

 現地の人のみならず、青森県&北海道に所縁がある、現在は郷土を離れ暮らしている人たちにとって、今週は気が気でなかったと想像できますが、奇しくも松下幸之助さん著『一日一話』の12月14日のタイトルが『人生の妙味』。
 その中でこのような一文を記しています。
 以下の文章で今レビューを〆たい!

※~われわれの人生の姿も、この自然現象とよく似たものではないだろうか。そこには、天災地変に匹敵する、予期できない多くの障害がある。われわれはそれらの障害の中にありながら、常に自分の道を求め、仕事を進めてゆかねばならない。そこに、“一寸先は闇”とよく言われる人生の難しさがあるが、そういう障害を乗りこえ、道を切り拓いてゆくところに、また人生の妙味があるのだとも思う~

※この文章は松下幸之助著「一日一話 ~仕事の知恵・人生の知恵~」ISBN4-569-57267-7C0134 P371より一部掲載致しました。

♪この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪

~I want readers to read with a sunny mind!~

By Tomoki Nohara and Grow Up Com

コメントを残す