園(ソノ)○○
今回は『Southern All Stars(以下サザン)』でも音楽ではなく、書籍レビュー!
人によっては『Rockin’ On Japan』(ロッキング・オン社刊行)を中心に通して、サザンを読んでいるかもしれない♪
さて今回レビューするのが、2024年に小貫信昭さんが著した『いわゆる「サザン」について』♪♪
僕がこの本に興味を持ったきっかけは、サザン史全体を小貫さんの書籍を通して俯瞰できること。
そして取り分け、リアルタイムでサザンを聴いていない時代(僕の場合1978年~1987年)を知りたかったことにあります!
サザンがDebutした同年生まれなので、理屈の上では聴くことができたかもしれない。
でもそれは、“精神的”に早熟していない子どもでない限り、土台無理な話!?
それだけに、“いわゆる”ひとつの客観なサザン史観を知りたかった――というのが事の真相!!
『日本経済新聞』発『私の履歴書』のように、本人の口から語られる自分史とは違う!?
小貫さんがこれまで桑田さん本人を含むメンバーへの取材を通して培ってきたものが、本書として完成された。
第三者の視点で描かれた桑田さんを中心としたサザン史……。
さて中身であるが、構成は年代ごとの『章』に分かれており、桑田佳祐さんの生誕からの歩みに沿って文章は進められていきます。
桑田さんがDebutへ繋げていく為に影響を受けた人たち。
そして時に古き良き日本の風流さを感じる詩観×様々なジャンルに相通じるメロディーライン――その引き出しの源流はどこだったのか。
更に詳細にここで綴ってしまうと、“ネタバレ”になってしまうのでこれ以上は控えるが、これは実際僕も小説を出版しているだけに、“ネタバレ”に繋がることは極力避けたい。
『本』に込めた労力に報いたい気持ちので!
そして“ものづくり”に対してのリスペクトも、小貫さんのみならず各作者の皆さんにあります!
そして『三位一体』として欠かせない編集者&校正者。更に書籍の顔=表紙を飾るデザイナーも含めて!!
最後は小貫さんの『あとがき』から何点か引用したものを、読者の皆さんにお伝えして〆たい!!!
『あとがき』=作者自身の作品に対してのおも(想・思)いと、『本』を手にしてくれた読者一人ひとりへのプレゼンテーション(プレゼン)でもある。
その『あとがき』を通してのボールをグローブでキャッチするのが読者。
そして投げ返すのがレビューということになる(つまり今回の僕のことです)。
小貫さんは『あとがき』を纏めたうえで、こう伝えている――
~一貫して言えるのは、サザンオールスターズの「作品こそ」主役の本であること~
これが小貫さんのサザンに対しての主観に加えて、桑田さん本人及びサザンの各メンバーへの取材の積み重ねから出した、作者の答えだと……。
※写真は『いわゆる「サザン」について』ISBN978-4-16-401008-2&プライベートスナップより転載しました。

序章
サザンオールスターズ誕生
1章 1978年~
『勝手にシンドバッド』の衝動と『いとしのエリー』の老獪さ
2章 1981年~
~ 『ミス・ブランニュー・デイ(Miss Brand New Day)』で得た自信
3章 1985年~
2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」
4章 1987年~
デビュー10周年 復活を告げる『みんなのうた』
5章 1991年~
甘くてしょっぱい『涙のキッス』でチャートを席捲
6章 1995年~
『マンピーのG★SPOT』誕生の瞬間
7章 1999年~
新たな代表曲『TSUNAMI』が描く「侘しさ」とは
8章 2003年~
不退転の覚悟と『キラーストリート』の充実
9章 2008年~
スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜
10章 2019年~
下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を
終章 2023年~
バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ

サザンの桑田さんと同じく歩き出した世代なら、70歳前後。
息子&娘世代。そして孫世代は、これから迎えるクリスマスに『いわゆる「サザン」について』をプレゼントしてもいいかもしれない。
そして微力ながら、今回の書籍レビューを通して興味を持って下さったら……、今回の『2025年サザン特集バン(版&盤)』のセットリストに加えた意味合いも大きい!♪!



♪この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪
~I want readers to read with a sunny mind!~
By Tomoki Nohara and Grow Up Com
12月19日(金)~12月20日(土)執筆



