野原鞆紀の読楽(どくがく)!♪!
~一日一歩~

『読楽~読んで楽しんでもらうこと!♪!~』。以上を念頭に綴ってい(生・活・行)きます!♪!

問われる新陳代謝!?  広島東洋カープより  2024年執筆

園(ソノ)○○

 まるでSeptember Nightmare(悪夢の9月)!?

 8月終了時点でカープは61勝48敗5分のセントラルリーグ(以下セリーグ)首位!
 終盤戦で優勝争いを演じることになる2位・読売ジャイアンツ、3位・阪神タイガース、4位・横浜DeNAベイスターズは以下のような状態でした。

1位 カープ    61勝48敗5分 5割6分     -
2位 ジャイアンツ 62勝50敗6分 5割5分4厘  0.5ゲーム差
3位 タイガース  59勝55敗6分 5割1分8厘  4.5ゲーム差
4位 ベイスターズ 57勝57敗2分 5割      6.5ゲーム差

 ここから時計の針を進めて結果を書くと、ジャイアンツが首位を奪還! 阿部慎之助監督(背83)1年目にして4年ぶりセ界制覇!!
 しかしここから“大どんでん返し”が起こり、ベイスターズが逆転でカープを追い越し!? 2年連続3位フィニッシュ。
 ここからは2017年の快進撃をセ界で再現! ベイスターズ史上2度目の“3位から『日本シリーズ進出』を果たし、その『日本シリーズ』の相手がこれまた同じ福岡ソフトバンクホークス(パシフィックリーグ1位)。
 今回違ったのが、ホークスも2連敗の後に4連勝で見事にうっちゃり、ベイスターズは史上3度目(1998年以来)の日本一に輝くことになった!
 ベイスターズに残された課題は、1998年以来3度目のセリーグ奪還だろう。

 さて、そのベイスターズの最初のきっかけを作ったのが、残念ながらカープ。9月に入ってぶつかったベイスターズ戦で、ホームにも関わらず3戦3敗……。首位から転落し、9月は結局1度も連勝もない5勝20敗……。
 ベイスターズはこの間11勝9敗2分。月始めのカープ戦3連勝がなければ、8勝9敗2分であり、いかにカープの失速ぶりが際立っていたのかが数字上浮き彫りになる……。

 今シーズンのカープは投手陣の踏ん張りに依存した“薄氷を踏む野球!?”。
 思い浮かんだのが、※阿南準郎さん監督時代の3年間(1986年~1988年)。
 この間、山本浩二さん&衣笠祥雄さんの“YK砲”最晩年の時期にあたり、“投高打低”の時代。浩二さんが引退した1986年は、優勝決定試合まで奇跡的な8連勝でジャイアンツとの死闘を制した。
 衣笠さんが1987年に引退した翌年は“投高打低”が顕著に! チーム防御率は3.06で1位も、チーム打率は2割4分4厘で最下位。強力投手陣を持ってしても限界があり、この年は65勝62敗3分、5割1分2厘のセリーグ3位で終わった。
 阿南監督時代の、選手を信じて動きすぎず淡々と佇むことで選手たちの力を発揮する環境づくり。そして選手を信頼する優しさとともに……。

 ※阿南さんは今年7月30日(火)に死去。ご冥福をお祈りいたします。

 取り分け“選手を信頼する優しさ”は新井貴浩監督(背25)に相通じるところがあるものの、“信じて動きすぎず淡々と佇む”ところまで至ったのかというと疑問に感じる。
 昨シーズンに続いて長打力を担うことが期待された外国人選手が全く戦力にならず……。誤算は、踏ん張り続けてきた先発陣が総崩れしたことでゲームメイクができず、黒星を重ね続けたことに尽きた……。

 最終的に68勝70敗5分、勝率4割9分3厘の4位。8月まで首位争いを繰り広げたジャイアンツとは10ゲーム差まで開いてしまった……。

 さて例年どおり2024年の総括といきたい!
 打撃陣は昨シーズンのレビューで“期待の星”に挙げていた田村俊介選手(背60)は、試合数こそ背番号と同じ”60”に伸ばしたものの1割9分8厘とプロの壁にぶつかる結果に……。開幕カードに田村選手を起用するなど新井監督からも期待されたことが伺えたが……、来シーズンこそ台頭を望みたい!
 飛躍した選手となると矢野雅哉選手(背61)か。
 ただポジションが、高卒ドラフト1位として入団後確実に実績を積み上げてきた小園海斗選手(背51)と同じショート。守備力は矢野選手に軍配が上がることもあり、今シーズン小園選手はサードが主戦場に。来シーズンは小園選手がショートを奪還するのか注目したい!

 投手陣は昨シーズンの西川龍馬選手(オリックス・バファローズ 背7)に続いて、九里亜蓮選手が海外FA(フリーエージェント)を行使。最終的に国内のバファローズへ入団する運びとなった。
 九里選手のポイントは“タフ”さ!
 先発ローテーションが計算できるだけに、その穴を誰が埋めるのか来シーズン楽しみにしたい!

 さて昨シーズンのレビューで復活を期待していた大瀬良大地選手(背14)は文字どおり復調を果たしたことは、2024年のカープにとって明るいニュース。
 ただ打線の援護に中々恵まれず(これは大瀬良選手に限ったことではないが……)、6勝6敗と“2ケタ以上に貯金”を作れなかったことは本人は元より、チームとしても痛かった! これは森下暢仁選手(背18)にも言えますね……。

 勤続疲労が心配された島内颯太郎選手(背43)は今シーズンもセットアッパーとして役割を全う!
 チーム事情から先発が主の床田寛樹選手(背28)と並ぶチーム最多の11勝となったが……。

 栗林良吏選手(背20)は日本人最速タイの100S(セーブ)を達成。防御率も1点を切る活躍をしていたが、カープの今シーズンを回顧するうえで分岐点となった9月11日(水)に2-0で登板も、ワンアウトも取れず6失点(最終スコアは2-9)……。
 38Sはストッパーとして十分すぎるのだが、一方で6敗……。安定感を求めたいところである。

 さてシーズンオフ、信じられないことにコーチ人事は全く動くことがなかった!?
 取り分け打撃コーチは新陳代謝が必要だったのではないかと思うのだが……。
 若手選手の実践の場である2軍(ウエスタンリーグ)も芳しくないことも、その疑問に拍車をかける。
 ちなみに51勝62敗、勝率4割5分1厘の5位。最下位は社会人チームから参戦しているくふうハヤテだけに、事実上の最下位と言っても過言ではない!
 2軍監督の指揮官は高信二監督(背71)。

 2軍は先程“実践の場”であると認めた。
 ただ今シーズンのカープは田村選手や中村奨成選手(背96)、林晃汰選手(背44)など伸び悩んでいる野手陣が多すぎる。
 停滞感を1軍&2軍とも感じるのは僕だけだろうか?

 残念ながら来シーズンのカープは苦戦するだろう……。
 2025年シーズンはいい意味で期待を裏切るシーズンになってもらいたい!

2024年12月15日(日)~12月21日(土)執筆

♪この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪

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By Tomoki Nohara and Grow Up Com

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