園(ソノ)○○
“今大会の優勝候補として、僕はスペインを挙げました!”
読者の皆さんは、どの国だと考えましたか?
さてそのスペインだが、2018年版※『蹴球独論 スペイン代表編⚽』では、まず“驚き”と“憤り”から書き起こした。
『Fifaワールドカップ(以下ワールドカップ)ロシア大会』直前に起きた、ジュレン・ロペテギ監督の【電撃解任】劇……。
当時のスペインは、『ワールドカップブラジル大会』(2014年)で王者として挑みながら、まさかのグループリーグ敗退……。
その雪辱を期す大会だったはず!?
ロペテギ監督の下でヨーロッパ予選を首位通過し、発足後の無敗記録も続いていた。
一方でクラブレベルでは、レアル・マドリード(以下レアル)は『UEFAチャンピオンズリーグ(CL)』3連覇。
アトレティコ・マドリードも『ヨーロッパリーグ(EL)』を制し、スペイン時代を謳歌していた。
それなのに、本大会直前での監督交代。
“無敵艦隊”は、ロシアへ出航する前に大きく揺れてしまった。
クリスティアーノ・ロナウド選手(アル・ナスル サウジアラビア)擁するポルトガルと同じグループBに入り、俗に云う【死の組】をポルトガルと突破!
しかし戦前懸念したように、決勝トーナメント1回戦でホスト国ロシアの前にPK戦負け……。
命運が尽きた……。
あれから8年……。
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2026年のスペイン代表は、あの時とは違う意味で驚きを携えている。
それは混乱ではなく、完成度の高さである!
その根拠は、やはり『Euro2024』にある。
準決勝フランス戦。
決勝イングランド戦。
いずれもスコアは2-1。
しかし、その数字以上に内容面でも両国を上回った印象が強い!
フランス戦では先制されながらも、ラミン・ヤマル選手(バルセロナ 以下バルサ)の一撃で空気を変え、ダニ・オルモ選手(バルサ)の勝負強さで逆転。
決勝のイングランド戦では、ニコ・ウィリアムズ選手(アスレティック・ビルバオ)が左サイドから牙を剥き、追い付かれても最後はミケル・オヤルサバル選手(レアル・ソシエダ)が決勝点。
これは、かつての“パスを回すスペイン”だけではない。
縦に刺せる。
サイドで剥がせる。
中央で支配できる。
そして、最後に勝ち切れる。
『Euro2008&2012』、そして『ワールドカップ南アフリカ大会』(2010年)を制したスペインは、シャビ、アンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケツらを中心に、世界最高峰のパスワークで時代を作った。
その再来を『Euro2024』に続く『Fifaワールドカップ北中米大会』で具現化できるかどうか?
その資質は十分備わっているのが、僕の観方!
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下で、スペインは再び“勝つチーム”へ戻ってきた。
しかも、ただ懐古的にティキ・タカへ回帰した訳ではない。
ヤマル選手はまだ18歳。
かつてのブラジル&ポルトガル両ロナウドの『ワールドカップ』Debutのようなインパクトを、世界に示せるか!
既にヨーロッパでは『Euro2024』で実証済みだが!!
今度はワールドカップで真価を示すことになる!!!
他にも中盤にはペドリ選手(バルサ)&ロドリ選手(マンチェスター・シティ イングランド)がいる。
こうして挙げればきりがないくらい、若さに似合わぬ経験値、推進力と支配力、個と組織のバランスが整っている。
『Euro2008&2012』、そして『ワールドカップ南アフリカ大会』との違いは……。
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“美しいスペイン”ではなく、“強いスペイン”⚽
それが2026年版の無敵艦隊なのかもしれない!
今大会のスペインはグループH。
同組はカーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイ。
初戦はカーボベルデ。
ワールドカップ初出場の相手とはいえ、アフリカ予選を突破してきた勢いと身体能力は侮れない。
2戦目以降にはサウジアラビア、そしてウルグアイが待つ。
特にウルグアイは、南米らしいしたたかさと強度を持つ難敵。
スペインが優勝候補であることは間違いないが、グループリーグから決して楽な航海ではない。
カーボベルデ、サウジアラビア、ウルグアイの待つグループHを越え、2026年型無敵艦隊のスペインはどんな景色をみ(魅・観)せるだろうか?
今のところスペインのウィークポイントがあるとすれば……、
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・選手個々のコンディション!
・ワールドカップ発北中米過去3大会(1970年・1986年・1994年)でヨーロッパ勢が制していないというジンクスか!?
※※写真はプライベートスナップより転載しました。

次回大会スペインは『スペイン・ポルトガル・モロッコ大会』(2030年)と、ホスト国のひとつとして迎え入れる立場に!
その前に大きな花を咲かせることができるか注目したい!
もうひとつ今大会の選考で驚いたこととして、レアル所属選手が見当たらないことがある!?
上記に挙げたロドリ選手のように、『プレミアリーグ』(イングランド)など国外所属クラブの選手たちが増えたかな?
これはイングランド代表にも当てはまることだが!?
6月2日(火)~6月3日(水)執筆
♪この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪
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By Tomoki Nohara and Grow Up Com



