『読楽~読んで楽しんでもらうこと!♪!~』。以上を念頭に綴ってい(生・活・行)きます!♪!

蹴球独論2026  フランス代表編⚽

園(ソノ)○○

 サムライブルーとは違った意味での32年越しのおも(思・想)いと、レ・ブルーのひとつの時代の花道⚽

 レ・ブルーという愛称で知られるフランス代表。

 1998年の母国『Fifaワールドカップ(以下ワールドカップ)フランス大会』ではキャプテンとして、そして28年後の『ワールドカップ北中米大会』(2026年)は監督として、『集大成』&『勇退』を旗印にピッチに立つことになる。

 その名はディディエ・デシャン……。

 ブラジル代表の『闘将』として、同時代に活躍したドゥンガ。

 そのドゥンガが闘志を前面に出すキャプテンだったとすれば、デシャンは『冷静』なポジショニングと舵取りでチームを支えた存在だった。

 その両国が相対した『ワールドカップフランス大会』Final。

 母国開催として初優勝という十字架を背負ったフランスが、当時7ヵ国目の頂点に輝いた。

 そのイレブンの一人がデシャン“選手”でした!

 そして冒頭の32年越しのおも(想・思)い……。

 1993年……。

 日本は【ドーハの悲劇】としてサッカー史に刻まれたが、実はフランスも【パリの悲劇】として遺恨を残していたこと。この苦い経験を糧にここまで黄金時代へ現在含め歩んでいることを、読者の皆さんご存じだろうか?

 ポイチこと森保一監督同様、デシャン監督もこの1993年のメンバーのひとりでした。

 僕が翌1994年の『ワールドカップアメリカ大会』を、大会史上初めて開幕戦~決勝戦まで観たことは既にお伝えしましたが、「もし日本代表がアメリカのピッチに立っていたら……」という気持ちを、フランス国民もおも(想・思)ったことだろう。「フランス代表がアメリカのピッチに立っていたら」と……。

 何せ【パリの悲劇】の相手国=ブルガリアは、この大会で大躍進!

 ピッチの暴れん坊=※フリスト・ストイチコフを擁して、アルゼンチン、ドイツと過去2大会のチャンピオンを撃破!

 現在もブルガリア史上最高のベスト4に進出した!

 フランス国民にとって、ワールドカップ史で色々と因縁もあったドイツを破ってくれたことが、唯一この大会で溜飲を下げる出来事だったのではないだろうか?

※ストイチコフ……後にJリーグにも上陸! 柏レイソル(千葉県)でもプレーしましたので、とりわけレイソルサポーターには馴染みのある選手でしょう!

 さてデシャン監督に戻る。

 母国開催でワールドカップ優勝に続いて、世紀末の大会『Euro2000』でフランス史上2度目の優勝を果たした後、代表を引退。

 『Euro2012』閉幕後の2012年に、今度は指導者としてフランス代表監督に就任。

 『ワールドカップブラジル大会』(2014年)では、宿敵ドイツに準々決勝で0-1と敗退……。

 しかし前回大会で、ある意味【内紛】によりグループリーグ最下位という【失態】で敗退した流れを払拭し、次回大会の『ワールドカップロシア大会』(2018年)では、マリオ・ザガロ(ブラジル)・フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)に次ぐ、史上3人目の『ワールドカップ選手&監督』の両栄冠に輝くことに!

 ミッションの難しい前大会の『ワールドカップカタール大会』では、2大会連続Finalへ!

 アルゼンチンは、実は2018年にフランスと決勝トーナメント1回戦で相対し、壮絶な『打ち合い』の末、3-4と惜敗……。

 『雪辱戦』となったのだが、試合は決勝戦では珍しい、これまた点の取り合いに!

 2-2で延長戦に入り、先にアルゼンチンがリオネル・メッシ選手(インテル・マイアミ アメリカ)の値千金の勝ち越しゴール。

 メッシの大会で終焉と思われた延長試合終了直前に、キリアン・エムバペ選手(レアル・マドリード 以下レアル スペイン)がPKを決めて3-3!

 『ワールドカップイングランド大会』(1966年)のジェフ・ハースト以来、決勝戦でのハットトリックを達成した。

 僕が『ワールドカップ決勝戦史上最高の宴』と感じた試合は、3-3のままPK戦へ。

 PKはある意味ロシアンルーレット=運が左右するだけに、競技で1番【残酷】なのだが……、アルゼンチンに軍配!

 記録上は引き分け。

 イタリア、そして『ワールドカップチリ大会』(1962年)のブラジルに続く、史上3ヵ国目に最も近づいた『ワールドカップ連覇』は、ロシアンルーレットの末に断たれることに……。

 『ワールドカップカタール大会』から4年……。

 フランスの勢いは落ちず、『Euro2024』は準決勝に進出し、この大会を圧倒的な強さで制したスペインに1-2……。

 そして今大会で、デシャン監督の勇退が『ワールドカップ北中米大会』開幕前までに発表された。

 この『勇退』については、デシャンの『盟友』ジネディーヌ・ジダンと合わせて挙げたい!

 ジダンは先の『ワールドカップフランス大会』(1998年)で、フランス初優勝にデシャンとともに貢献。

 『UEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)』史上最も美しいボレーシュートでレアルにビッグイヤーを齎し、『ワールドカップ史上3ヵ国目の連覇』が期待された『ワールドカップ日韓大会』(2002年)は、大会直前の韓国との『親善試合』で【左膝肉離れ】となり本大会へ。

・開幕戦のセネガル戦にジダンの姿はなく……、【日韓=波乱の大会】と記憶に残るきっかけとなるセネガルに0-1と敗北(セネガルについては後程)……。

・次戦のウルグアイ戦もスコアレスドローで引き分け、グループリーグ敗退の崖っぷちに!?

・【満身創痍】のまま【強行出場】したデンマーク戦は、ただ痛々しい印象を残したまま0-2で敗れ、グループリーグ最下位で大会を去ることになる……。

 デシャン同様、こちらは現役引退を表明したうえで臨んだ『ワールドカップドイツ大会』(2006年)は、優勝候補&対抗馬というよりアウトローの存在。

 優勝候補のスペイン(1回戦)&ブラジル(準々決勝)を撃破!

 準決勝では、躍進著しい存在だったクリスティアーノ・ロナウド選手(アル・ナスル サウジアラビア)擁するポルトガルも、ジダンの決勝ゴールで下して決勝戦へ。

 決勝戦こそ老獪なマルコ・マテラッツィの【挑発】に乗り、まさかのレッドカード!?

 奇しくも2大会連続、思わぬかたちで終わりを迎え、こちらもPK戦の末、イタリアに凱歌が挙がることになる!??

 ここまでデシャン&ジダンとかつてのレジェンドを回顧する構成となってしまっているが……、選手層は2018年=優勝&2022年=準優勝と、全くと言っていいほど衰えていない。

 実際、今大会の優勝候補&対抗馬をフランス&スペインのどちらにするか……。

 両国のレビューを書き起こす直前まで堂々巡りしていましたので!?

 筆頭は、先に『ワールドカップ史上』2人目の決勝戦ハットトリックを達成したエムバペ選手。

 2018年は当時19歳で出場。

 そして前大会は8得点で大会得点王に輝く活躍。

 今大会はサッカー選手としてピークと言われる27歳で迎える、3度目のワールドカップである。

 早くもワールドカップでは通算12得点!

 最早、大会通算得点王であるミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の『16』を追いつき追い越すのは時間の問題。

 エムバペ選手の他にも、右ウィングにはこれまた現ポジション最高の選手であろうウスマンヌ・デンベレ選手(パリ・サンジェルマン 以下PSG フランス)&デジレ・ドゥエ選手(PSG)ら、今大会の『CL』でクラブを頂点へ導いたコンビも健在!

 ウィークポイントがあるとすれば、DF陣か? くらい!? 

 さて2002年、当時アメリカ同様サッカー2大大陸(ヨーロッパ&南米)にとって『未知の地』だった『ワールドカップ日韓大会』。

 そのフランスの開幕戦の相手だったのがセネガル。24年後……、再びフランスにとって初陣の相手となる。

 ※※写真は『Sports Graphic Number 1145・1146・1147号 ~北中米W杯プレビュー~ 日本代表 悲願への論点』雑誌26854-7-23より転載しました。

 先に【日韓大会=波乱の大会】と称したが、当時同様、優勝候補の一角として挑んだ忘れ物を取り返すには絶好の相手!

 この試合で、今シーズンのレアルでやや物足りなさもあったエムバペ選手が、早速ゴールを挙げるなど活躍した場合、一気にフランス史上初となる『3大会連続Final』の称号が見えてくる。

 そしてその先にある『2大会ぶり3度目』のチャンピオン奪回!

 デシャン監督の勇退が、個性的な26選手の手綱を締めることになるだろう……。

 6月2日(火)~6月3日(水)執筆

この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪

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By Tomoki Nohara and Grow Up Com

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