『読楽~読んで楽しんでもらうこと!♪!~』。以上を念頭に綴ってい(生・活・行)きます!♪!

蹴球独論2026  アルゼンチン代表編⚽

園(ソノ)○○

 “メッシ依存症”のその先へ……。

 2018年版『蹴球独論 アルゼンチン代表編⚽』では、僕はアルゼンチン代表をそう書き起こした。

園(ソノ)2913『蹴球独論 アルゼンチン代表編! 』

 8年後……、そのリオネル・メッシ選手(インテル・マイアミ アメリカ)は38歳で、史上初となる『Fifaワールドカップ6大会出場』へ向け、まず条件である26名のメンバーにアルゼンチン現地5月30日(土)に選ばれた。

 これは序章に過ぎず……、本大会では間違いなく、6大会連続ワールドカップのピッチの上に立つだろう……。

 サッカー界の大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース 背17)!

 メッシ選手は、まさに得点マシーンであるとともに、ゲームメイクでも屈指の『二刀流』!!

 当時19歳でワールドカップDebutした『ワールドカップドイツ大会』では、挨拶がわりのゴール⚽

 2010年代以降は、アルゼンチン代表&バルセロナ(以下バルサ スペイン)の両輪で大車輪の活躍!

 ただ代表では「活躍して当たり前!」という……。

 バルサで世界最高峰の輝きを放てば放つほど、母国アルゼンチンでは“マラドーナの再来”として、ディエゴ・マラドーナが『ワールドカップ メキシコ大会』(1986年)でみ(魅・観)せた神がかり的なプレー=景色を、もう一度メッシに求めるようになる。

 『ワールドカップ』敗退のたび、【戦犯】という……、ある意味において【理不尽】といっていいことにもメッシ選手は対峙することとなる……。

 これは、同時代に活躍したポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド選手(アル・ナスル サウジアラビア)には感じられなかった出来事として、僕の記憶の中に残っている。

 だが、サッカーは変わった。

 1986年当時の時代と、2010年代以降のサッカーは違う。

個の閃きだけでは、世界の頂点へ届かない。

・戦術はより緻密に。攻守の切り替えは速くなり、フォワードも守備を求められ、ディフェンダーも攻撃参加を求められる。

 それでもアルゼンチン国民は、メッシ選手に背負わせた。

 2018年版で綴ったように、アルゼンチンは『ワールドカップロシア大会』の南米予選でも苦しんだ。

 最後はメッシ選手のハットトリックで何とかロシア行きの切符を掴んだものの、そこにあったのはチームとしての完成形ではなく、“最後はメッシ”という構図だった。

 まさに“メッシ依存症”……。

 『ワールドカップロシア大会』本大会でも、アルゼンチンは大苦戦!?

 アイスランド、クロアチア、ナイジェリアと同居したグループD。

・初戦のアイスランドと痛恨の1-1ドロー

・次戦のクロアチア戦では0-3と大敗……。

・最終戦のナイジェリアに辛うじて2-1と勝利。

 通算1勝1敗1分でグループリーグ2位突破も、決勝トーナメント1回戦の相手はフランス!

 そのフランスとは、壮絶な『打ち合い』の末……3-4で敗退……。

 アルゼンチン代表として『ワールドカップロシア大会』(2018年)は早い敗退となった……。

 結果的にこのフランスが世界一へ駆け上がったとはいえ、この時に感じたのは、「アルゼンチンは『メッシの時代』をどう総括し、どう続けるのか」という大きな問いを突き付けられたことだった。

 あれから8年……。

 2026年のアルゼンチン代表は、2018年版とはまるで違う立場で『ワールドカップ北中米大会』へ臨む。

 挑戦者ではない。王者として!

 『ワールドカップカタール大会』(2022年)で、アルゼンチンはついに世界の頂点へ返り咲いた。

 36年ぶり3度目のワールドカップ制覇。

 そして何より、メッシ選手がついに母国にワールドカップを齎した大会だった。

 もう【戦犯】というアルゼンチン国民の過度な要求もないだろう!

 ただ、ここで大事なのは、前大会のアルゼンチンが“メッシに依存するだけのチーム”ではなかったことだ。

 もちろん主役はメッシ選手だった。

 大会を通して決定的な仕事を続け、決勝戦でもフランス相手にゴールを決めた。

 だが、これまでと違ったのは、繰り返すがこの大会ではメッシ選手をチームが支え、チームもメッシ選手に支えられていたこと。

 メッシ選手の盟友であるアンヘル・ディ・マリア選手(ロサリオ・セントラル アルゼンチン)。今大会もアルゼンチンの『守護人』を務めるであろうエミリアーノ・マルティネス選手(アストン・ヴィラ イングランド)、クラブでチームメイトであり、メッシの為の汗かき屋!? ロドリゴ・デ・パウル選手(インテル・マイアミ アメリカ)など、前大会マラドーナ以来となる36年ぶり3度目の世界一に相応しいイレブンが軒を連ねていた。

 彼らは、ただメッシ選手の周りにいたのではない。

 2018年版で“メッシ依存症”と綴ったアルゼンチンは、2022年に“メッシとともに勝つチーム”へ変わった。

 それが、僕の2022年版アルゼンチン代表への観方である!

 だからこそ、2026年版のアルゼンチン代表を僕はこう書き起こしたい!

 もちろん今大会、38歳で挑むメッシ選手にとって、『ワールドカップ』という舞台での最後の航海になる可能性は限りなく高い(ただ、ロナウド選手という年齢に抗うバケモノがいるので分からないが!)⚽

 それでも、僕は敢えて『メッシ集大成』と綴りたい。

 母国の重圧に押し潰されそうになりながら、それでも立ち上がり、南米一を決める『コパ・アメリカ』を制し、そして『ワールドカップ』を制した。

 アルゼンチン国民に求められ続けたものを、ついに手にした。

 そのうえで迎える2026年大会である。

 これは、メッシ選手が何かを証明する大会ではない。

 今大会は、ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の『16』を目指す個人の目標に焦点を当ててもいいだろう!

 チームとしては、あのマラドーナも成し遂げられなかった『ワールドカップ2度目+連覇』か?

 さて今大会のアルゼンチンは、追う立場ではなく、追われる立場。

 準優勝に終わったフランスを筆頭に、スペイン、ポルトガル、イングランドなどの強豪国。

 そして初戦で相対するアルジェリアからも、王者アルゼンチンに対して『ジャイアントキリング』を起こすべく、向かってくるだろう。

 グループJの同組は、アルジェリア、オーストリア、ヨルダン。

 名前だけを見れば、アルゼンチンが本命であることは間違いない。

 しかしワールドカップに楽な航海などない。

・アルジェリアは北アフリカにみ(魅・観)られる身体能力+ヨーロッパ型の洗練された規律がある。

・オーストリアはヨーロッパらしい組織力と強度を持つ。

・ヨルダンは初出場組として、失うものなくぶつかってくるだろう。

 王者にとって最も怖いのは、【油断】か?

 そして『ワールドカップ連覇』は、イタリア、そしてアルゼンチンにとって【永遠の宿敵】ブラジルの2ヵ国のみ……。

 そのブラジルが達成したのは『ワールドカップチリ大会』(1962年)であり、半世紀どころか60年以上、どの国も成し遂げていない偉業である。

 2026年版のアルゼンチンは、メッシ選手も“優勝しなければならない”という十字架から解き放たれ、メッシ選手だけに背負わせないチームで挑む大会。

 あるとすれば『継承』か?

 その筆頭が、今大会のメンバーに名を連ねている!

 ニコ・パス選手(コモ イタリア)である!!

 アルゼンチンにとって、今大会は次の時代が始まる大会でもある。

 アルビセレステ(水色&白)の次代へバトンを渡す……。

 「勝手に『集大成』と結び付けるな!」とメッシ選手に怒られそうだが(苦笑)!

 ただ言えることは……、

 2018年のような脆さはないことは間違いない!

 ※※写真は『Sports Graphic Number 1145・1146・1147号 ~北中米W杯プレビュー~ 日本代表 悲願への論点』雑誌26854-7-23より転載しました。

 

 6月1日(月)~6月2日(火)執筆

この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪

~I want readers to read with a sunny mind!~

By Tomoki Nohara and Grow Up Com

コメントを残す