『読楽~読んで楽しんでもらうこと!♪!~』。以上を念頭に綴ってい(生・活・行)きます!♪!

蹴球独論2026  イングランド代表編⚽

園(ソノ)○○

 “世代交代の渦中”から、“勝ち切る世代”へ……。

 2018年版※『蹴球独論 イングランド代表編⚽』では、僕はイングランド代表をこう書き起こした。

 ※園(ソノ)2907『蹴球独論 イングランド代表編! 』

 サッカー=フットボールの母国。

 スリーライオンズという愛称♪

 だが、当時の僕のイングランド代表への見方は、決して優勝候補というものではなかった。

 むしろ“強豪の一角”というより、“古豪”!?

 1966年の母国開催『Fifaワールドカップ(以下ワールドカップ)イングランド大会』で頂点に立って以降、ドイツ、イタリア、フランス、スペインといったヨーロッパのライバルたちに後塵を拝してきた。

 サッカーの母国でありながら、世界の頂点からは遠い……。

 それが、長らくイングランド代表に付きまとっていた印象だった。

 もちろん、ただ手をこまねいていた訳ではない。

 1992年に『プレミアリーグ』として再編されると、イングランドサッカーは一気に国際化!

 アレックス・ファーガソン(マンチェスター・ユナイテッド 以下ユナイテッド)という世界的な名将を生み出した他、アーセン・ベンゲル(アーセナル)、ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー)、今シーズン限りで退任したジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ 以下シティ)と多様に!

 こうした世界各国の名将が『プレミアリーグ』に次々流入し、戦術、育成、フィジカル、ビジネス、すべてが加速度的に進化!!

 選手もアラン・シアラーに始まり、ファーガソン発『ファギー・ベイブス』からポール・スコールズ、デイビッド・ベッカム。そしてネビル兄弟(フィリップ&ガリー)+リオ・ファーディナンド&ウェイン・ルーニーをユナイテッドから輩出!

 リバプールからはスティーブン・ジェラード&マイケル・オーウェン

 チェルシーからはフランク・ランパード&ジョン・テリー。

 こうして1990年代後半から2000年代にかけて、スター選手=僕の造語で云う『プレミア世代』も生まれた。

 しかし『ワールドカップ日韓大会』(2002年)&『Euro2004』&『ワールドカップドイツ大会』(2006年)はベスト8が最高。

 『プレミア世代』と擁しながら、サッカーの母国復活は果たせなかった。

 その後はパッとせず……、『ワールドカップブラジル大会』(2014年)では、1勝も挙げられずグループリーグ敗退……。

 『Euro2016』では、人口約35万人のアイスランドに敗れる波乱。

 最後の『プレミア世代』ルーニーの時代が終わり……、だからこそ、2018年版で僕が注目したのは、イングランドサッカー協会(以下FA)の“世代交代”と“ユース世代”への取り組みだった。

 “世代交代”דユース世代”=最初に出てきたハリー・ケイン選手(バイエルン・ミュンヘン ドイツ)!

 ケイン選手に対しての期待は高く、ベッカムの時より若い年齢でキャプテンマークをガレス・サウスゲート前監督は託した!

 2018年当時、僕は現スリーライオンズで唯一のワールドクラスは、ケイン選手くらいだろうと綴った。

 そのケイン選手が中心となり、他ジョン・ストーンズ選手(シティ)&デル・アリ選手(コモ イタリア)など若い選手たちを中心に、イングランドは“世代交代の渦中”としてロシア大会へ向かった。

 結果はベスト4

 何と『ワールドカップイタリア大会』(1990年)以来の快挙となった。

 期待のケイン選手は大会得点王となる6得点!!

 ただ同時にチームは『発展途上』であることも明白だった。

 この大会『黄金世代』を迎えていたベルギーにはグループリーグで力負け……。

 準決勝で敗れたクロアチア戦も、延長戦の末に屈した。

 それでも“世代交代の渦中”は、試合内容は兎も角、『結果』として確かに芽を出した。

 あれから8年……。

 2026年版のイングランド代表は、もはや“世代交代の渦中”ではない。

 継続して結果を出してきたチームである。

 その後も……、

・『Euro2020』準優勝。

・『ワールドカップカタール大会』(2022年)ベスト8。

・『Euro2024』準優勝。

 まだ頂点には届いていない……。

 それでも、かつてのように「国内スター選手はいるが、大会では勝ち切れない」イングランドではなくなった。

 継続して上位進出、決勝進出を狙えるチームへと変わってきた。

 それはサウスゲート前監督による手腕が大きい!

 つまり2018年版で綴った“世代交代”は、単なる期待ではなく、ケイン選手をキャプテンに任せた決断はもちろんのこと、結果を伴う流れになったのである。

 今やケイン選手は、スリーライオンズ最多得点を既に大きく上回る79得点を記録。

 大柄の体躯に似合わない!?

・ポストプレー。

・ゲームメイク。

・味方を生かす動き。

 何より足元の技術も優れた万能型のストライカーに成長した!

 ケイン選手自身3大会目の『ワールドカップ北中米大会』は、大会屈指のストライカーとして臨む大会である。

 ベッカムが記録した3大会連続ワールドカップ得点!

 そしてイングランド最多得点に続いて、ワールドカップ最多スコアラーであるガリー・リネカー10得点も超えていくだろう!

 そして今大会のイングランドは、ケイン選手だけのチームではない。

 アーセナル22シーズンぶり制覇に貢献したブカヨ・サカ選手&デクラン・ライス選手コンビ。

 サカ選手は右サイドから仕掛け、ライス選手は中盤の強度と安定感でスリーライオンズを支える!

 そしてフランスの至宝キリアン・エムバペ選手同様、白い巨人=レアル・マドリード(スペイン)では元来のポテンシャルを今シーズン発揮できなかったものの……、ジュード・ベリンガム選手

 ベリンガム選手は、中盤から前線へ飛び出し、得点に絡み、試合の流れを変えられる。

 ワールドカップの舞台で輝いてくれることを期待している逸材がトップ下に。

 ケイン選手との連携でゴールを量産してもらいたいところ!!

 他にもマーカス・ラッシュフォード選手(バルセロナ スペイン)。

 守備も強固で、マーク・グエヒ選手(シティ)&エズリ・コンサ選手(アストン・ヴィラ)が後方から睨みを効かせる!!!

 決定的なウィークポイントは見られない!!!!

 2018年版では、若手の台頭を期待として見ていた。

 それが8年後では、その若手たちが世界基準の中心選手になっている。

 『Euro2024』閉幕後に、ケイン選手とともにスリーライオンズの再建+躍進を支えたサウスゲートが辞任……。

 サウスゲート時代は8年で幕を閉じたが、ドイツ人監督トーマス・トゥヘルが上手く土台を引き継ぐとともに、個人的に『ワールドカップカタール大会』のフランス戦。

 取り分け『Euro2024』決勝のスペイン戦で物足りなさを感じていた、ビハインド時における柔軟な采配をトゥヘル監督には期待したい!

 今大会のイングランドはグループL。

 同組はクロアチア、ガーナ、パナマ。

・初戦はクロアチア。

 個人的には日本戦以外で、ブラジルvsモロッコ(グループC)&フランスvsセネガル(グループI)と並ぶ好カードのひとつ。

 『ワールドカップロシア大会』準決勝の再戦でもある。

 当時、イングランドの夢を延長戦で砕いたクロアチア。

 ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手(アル・ナスル サウジアラビア)同様、“不惑”で4度目の『ワールドカップ』本大会に臨むルカ・モドリッチ選手(ACミラン イタリア)VSイングランド中盤+ケイン選手のマッチは、対決前からワクワクします!

 モドリッチ選手を中心に、クロアチアは経験としたたかさを持つ難敵である。

 そんな相手と初戦でぶつかる。

 8年の歳月の成熟度を測るうえで、クロアチア戦はこれ以上ない相手かもしれない。

 クロアチアは前大会の『ワールドカップカタール大会』でも準決勝に進出。

 そして日本人にとって苦い経験となった決勝トーナメント1回戦で、PK戦の末に敗れた相手も他ならぬクロアチアですので……。

・ガーナは、アフリカ勢らしい身体能力と勢いを持つ。

・パナマは、失うものなくぶつかってくる立場である。

 初戦クロアチア戦で勝点3を取れるか。

 そして8年前の雪辱を果たすことで、勢いに乗る可能性もある。

 サウスゲート前監督の遺産のひとつは『結束力』

 ここで大会の流れは大きく変わるだろう。

 強豪から、真の王者へ。

 サッカーの母国イングランドにとって、2026年大会はその階段を上がる大会であり、その後の試金石にもなる!

 もちろん1966年以来、60年ぶりの世界一。

 それこそが、スリーライオンズに求められる景色であることは間違いないが!?

 ※※写真は『Sports Graphic Number 1145・1146・1147号 ~北中米W杯プレビュー~ 日本代表 悲願への論点』雑誌26854-7-23より転載しました。

 僕がトゥヘル監督に望みたいのは……、

 “勝ち切る世代”へ。

 ケイン選手を中心に、ベリンガム選手、サカ選手、ライス選手らが並ぶ現在のスリーライオンズ。

 大会屈指の陣容であるので猶更……。

 ここまでスリーライオンズについて期待込みのレビューを綴っておきながら……、

・優勝候補→スペイン

・対抗馬→フランス

・ダークホース→ポルトガル

 とビッグ3に入っていない。

 スペイン&フランスは優勝候補&対抗馬で布石!

 実際もうひと枠のダークホースで、ポルトガルとイングランドorアルゼンチンで堂々巡りしていました!??

 希望は母国開催となった『ワールドカップイングランド大会』以来60年ぶり奪還を期待しています!!

 いい意味で戦評を覆して欲しい!

 さて今大会のイングランドは、どんな景色をみ(魅・観)せるだろうか?

 スリーライオンズの咆哮に注目したい!!

 6月4日(木)~6月6日(土)執筆

 この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪

~I want readers to read with a sunny mind!~

By Tomoki Nohara and Grow Up Com

 

コメントを残す