園(ソノ)〇〇
『Fifaワールドカップ(以下ワールドカップ)北中米大会』もベスト8が出揃い、いよいよ佳境に!
まずは準々決勝に進出した8ヵ国……、
・アルゼンチン(南米 前大会王者)
・フランス(ヨーロッパ 前大会準優勝)
・モロッコ(アフリカ 前大会ベスト4)
・イングランド(ヨーロッパ 前大会ベスト8)
・スペイン(ヨーロッパ 前大会ベスト16)
・スイス(ヨーロッパ 前大会ベスト16)
・ベルギー(ヨーロッパ)
・ノルウェー(ヨーロッパ)
おめでとうございます!
読者の皆さんは……、ベスト8の顔ぶれは順当or意外!?
個人的な感想としては、ほぼ順当!
前大会のFinal(アルゼンチン&フランス)は5戦全勝!
人によってはスペイン(僕は実際、今大会の優勝候補)&イングランドを優勝候補に推している人もいるだろう!
モロッコは前大会もベスト4ですし、ベルギー&スイスも激戦のヨーロッパを近年勝ち抜いている常連。
ノルウェーはイタリアをヨーロッパ予選で大勝して驚いていたが、本大会でその実力を証明しましたので!
正直、どこが新王者になっても、この顔ぶれならおかしくない!!
あとは、これまでの北中米の大会は……、
⚽ペレの大会→ワールドカップメキシコ大会(1970年)
⚽ディエゴ・マラドーナの大会→ワールドカップメキシコ大会(1986年)
⚽ロベルト・バッジョの大会→ワールドカップアメリカ大会(1994年)
と、個人に焦点=『〇〇の大会』としてワールドカップ史に残してきた。
今大会はゴールハンターに、その傾向がみ(魅・観)られる!
⚽リオネル・メッシ選手(アルゼンチン ワールドカップ新記録の9試合連続ゴール&通算21ゴール)
⚽キリアン・エムバペ選手(フランス メッシ選手に次ぐ今大会7ゴール+通算19ゴールでともに2位で追いかける)
⚽ハリー・ケーン選手(イングランド 2大会前に得点王。イングランド代表に続いてワールドカップ史上最多得点を更新!)
⚽アーリング・ハーランド選手(ノルウェー マンチェスター・シティでは既に世界レベルを証明していたが、今大会は代表でも披露! まだ25歳)
+
⚽ラミン・ヤマル選手(スペイン コンディション調整しながら本大会に入ったものの、徐々にキレを取り戻すのに比例してチームも躍進! スペインを4大会ぶりのベスト8へ導いた。こちらはまだ18歳)
誰が新たな“〇〇の大会”として、歴史に名を刻むのか……。
こちらも注目してもらえたら、残り8試合のサッカーも楽しめるだろう!♪!
ここからは準々決勝の展望を順次綴っていきたい!
⚽スペイン(グループH1位)vsベルギー(グループG1位)
※スペインは既に読者の皆さんにお伝えしているように、今大会の『優勝候補』に挙げたチーム!
スペインはグループHを1位で通過したが、『Euro2024』の7戦全勝を観ている身からすれば、物足りない内容でした……。
しかしベスト32ではオーストリア(グループE2位)に快勝。
ベスト16では強豪ポルトガル(グループK1位)との『イベリア半島対決』を制し、内容も上回り、エンジンがかかってきた感じがします!
スペインは今大会の傾向として、守備をベースにサイドで相手陣内を崩すサッカーを繰り広げているチームが多い中、攻撃主体という看板を掲げつつ、真ん中から突破する……。
ボールを握り、相手陣内で試合を進め、主導権を渡さない=『攻撃は最大の防御』を地で行くサッカーを展開!
実際、フランス・アルゼンチン・イングランド・モロッコの陰に隠れがちだが、『ワールドカップ新記録』の6試合連続無失点を記録!
リオネル・メッシ選手(インテル・マイアミ アメリカ)の10試合連続得点同様、こちらはチームとして7試合連続『クリーンシート=無失点』を目指す!
ラミン・ヤマル選手(バルセロナ スペイン)のキレも『グループリーグ初戦』から試合ごとに戻り、チーム全体の躍動感も増してきた!
ただし、スペインにも課題はある。
それは、FW(フォワード)の得点力。
相手ボックス内まで攻撃の形は作れる。
相手を押し込む時間も長い。
それでも、最後の一手で仕留め切れなければ、ベルギーのような老獪なチームには一瞬で流れを持っていかれる怖さがある。
ベルギーはグループGを1位通過。
ベスト32ではセネガル(グループI2位)との激闘を制し、ベスト16では開催国アメリカ(グループD1位)を相手に4-1で勝利!
この2試合で感じたのは、ベルギーの勝負強さである。
特にセネガル戦は、簡単に勝ち上がった試合ではなかった。
それでも最後まで粘り、相手を振り切った。
続くアメリカ戦では、開催国の勢いを真正面から受け止めながら、最後はスコアで突き放した。
このあたりは、やはりベルギーの底力!
そして、この試合の鍵を握るのは……、やはり“ジョーカー”=ロメル・ルカク選手(ナポリ イタリア)の起用法だろう。
個人的にはルカク選手は“ジョーカー”起用が一番怖い。
ルディ・ガルシア監督もファーストプランは、ルカク選手をクリスティアーノ・ロナウド選手(アル・ナスル サウジアラビア)同様、スターティングメンバーで起用することを想定していたはず!
というのも、ルカク選手は本大会前まで3ヶ月実戦から離れていた為……。
ただ、今大会から『ワールドカップ』で採用されたひとつ=『ハイドレーションブレイク=給水タイム』。
セネガル戦が見事だったが、0-1の後半開始と同時にルカク選手を投入するも、追加点を奪われ0-2……。
『ハイドレーションブレイク』で戦術の再構築をしつつ、後半41分にルカク選手が反撃の狼煙となる1点を返すと、形勢はベルギーへ傾き、最終的に延長戦の末3-2で逆転勝利を収める結果となった。
8年前……、日本にとって思い出したくない……、2-0→2-3の逆転負け!?
ただベルギー側の視点に立てば、痛快な逆転劇である!
先発で相手に研究されるよりも、後半勝負どころで投入される方が、相手守備陣にとっては脅威になる。
これは『ハイドレーションブレイク=給水タイム』+前大会より交代選手が3→5に変わったことで、より戦術のバリエーション(引き出し)の多さが試合を左右する時代に。それをガルシア監督は上手く落とし込んだ結果のベスト8である!
この試合も、スペインがボールを握り続ける展開になるだろう。
その中で、ルカク選手をどの時間帯で投入するのか?
ここが勝敗を分けるポイントになるかもしれない!
〆は試合予想だが、総合力ではスペイン有利!
スペインが試合を支配する時間は長くなるだろう。
ただし、ベルギーの老獪さとルカク選手の起用法次第では、スペインから得点を奪う可能性もある!
個人的には、ポルトガルのロナウド選手=“ジョーカー”起用についてこれまで綴ってきたので、ベルギー版でどこまでスペインに通用するのか、み(魅・観)てみたい!
読者の皆さんはスペインorベルギーのどちら!?
※※写真は『Sports Graphic Number 1145・1146・1147号 ~北中米W杯プレビュー~ 日本代表 悲願への論点』雑誌26854-7-23より転載しました。

7月9日(木)執筆
あと残り2試合も綴っていますので、お楽しみに!♪!
♪この記事は精査のうえ、晴れてフィールドに出荷しています♪
~I want readers to read with a sunny mind!~
By Tomoki Nohara and Grow Up Com



